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三陸ジオパーク推進協議会との連携協定締結について

 17日、宮古短期大学部は三陸ジオパーク推進協議会(会長:山本正德宮古市長)と連携協定を締結しました。この協定は、三陸地域の活性化や防災力向上を目的とし、教育と人材育成を通じて連携を進める内容です。宮古短期大学部で行われた締結式には、沿岸市町村の首長や大学関係者が出席し、山本会長と鈴木厚人学長が協定書に署名しました。

 具体的な取り組みとして、宮古短期大学部は新年度から、ジオ(地球・大地)をテーマに自然と人との関わりを学び、復興・防災や持続可能な地域づくりを探求する新科目「総合三陸学」を創設します。この科目では、三陸地域に精通し活躍する講師陣が授業を担当し、各地でのフィールドワークも実施されます。また、授業は一般公開され、生徒や地域の方々も学びに参加できる仕組みとなっています。

 総合三陸学について、鈴木学長は「日本全国でも例のないオンリーワンのカリキュラムを目指している。若い人たちが三陸のさまざまな課題に挑戦できる場を作りたい」と語り、さらに「三陸地域で学ぶことで、学生が地域に深く関わり、興味や関心を持ちながら、自ら地域に貢献する思いを育んでほしい。授業を通じて学生がどのように成長するかが楽しみだ」と期待を述べました。

 本協定を通じて、宮古短期大学部は、沿岸部唯一の高等教育機関として一層地域社会に密着し、その使命を果たしてまいります。

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宮古短期大学部 (2025年1月 9日 15:13)