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専門教育科目 経営科目群の紹介


経営科目群で学ぶこと

経済社会を構成する存在(「経済主体」といいます)は,大きく分けて「企業」と「消費者」に分類されます。例えば,企業がモノを生産して,消費者に販売し,消費することで,経済活動の一端が成り立っています。この「経営科目群」に配当されている科目では,経済主体のうちの「企業」に着目して,その企業が経済社会の中でどのような役割を果たしているのか,あるいは企業それ自体がどう運営(「経営」といいます)されているのか,といったことについて学びます。

特にその企業経営で欠かせないもの(「経営資源」といいます)が,ヒト,モノ,カネ(さらに情報を加える場合もあります)です。例えば,ヒトがモノを生産・販売し,カネを得るという流れを経営活動といいます。では,企業は,どうやってモノを生産し,販売しているのでしょうか。どうやってヒトを雇い,働かせているのでしょうか。どうやって企業の経営に必要なカネを手に入れたり,カネの流れを計算したりしているのでしょうか。

一見すると,単純に見える,しかしとても複雑な経済社会やその構成主体である企業の活動について,この「経営科目群」では深く掘り下げて学びます。

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経営学の学び方

経営学には決まった学び方があります。それを体系性といいます。好きな科目だけを履修していても,経営学を理解することも学力を身につけることもできません。

イメージとしては,下の図にあるように,まずは「基礎科目」を土台にして,「経営管理科目」,「経営事情科目」と積み上げて学びます。特に「経営事情科目」を理解する上では「経営管理科目」が,「経営管理科目」を理解する上では「基礎科目」の履修が不可欠であり,階段を一段一段上るように段階的に学ぶことが必要です。

ただ,皆さんの目標や関心はさまざまでしょう。さらに自分自身の目標に向けて「会計科目」や「経済社会科目」,あるいは興味が広がれば,「経営情報科目群」や「情報科学科目群」などの科目を履修することで,経営学や関連分野に関する幅広い学力を身につけることもできます。

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